発酵食グッズ3点

グッズ

自分で選んだ好きな食材を簡単に楽しく料理して、美味しくいただく―これはどんな点から考えても、人生の幸せの創造に直結する、もっとも基本的な、しかも誰にでもできる行為だと思う。

まあ、そんな大げさな言い方をしなくても、自分の家計と健康をうまく管理していくのに自炊がとても有効だ、ということはやってみればすぐわかる。

そして、忘れがちだけれども、自分が他の生き物をいただかないでは生きていけないという「生き物」であること(自然のなかの一員であること)を自覚させられるのも、「与えられる食」よりも「自ら選んで作る食」によってである、と言えるだろう。

なので、折にふれて、自分なりに気づいたり、手がけたりしている、「自炊」に関わる諸々を紹介してみたい。

今日紹介するのは、最も簡単な、発酵食を手作りするためのグッズ。

一つは「オカカ」。30年ほど前にアメ横で1万円ほどもする立派な鰹節削り器(カンナ)を買って以来、ずっとそれを使ってきた。家で作る味噌汁や、麺類の出汁にも、必ず削り節を使ってきたから、ほぼ毎日使わない日はない、というくらいの道具だったが、ここ10年ほどは、この「オカカ」の手軽さを重宝するようになってしまった。

次は「ヨーグルティア」。私は2つ持っていて、ヨーグルトや甘酒をこれで作っている。このような、容器内を一定の温かめの温度を保つことができる器具はいろいろな発酵食作りに使えるはずで、今後、納豆なども試してみようと思っている。

そしてもう一つは「ぬか漬けの素」。これこそ簡便さの極みで、キュウリやナスや人参や大根やカブなどを、一口サイズに切って、入れておくだけ。夏なら2日もすれば、しっかりとした漬物になる。かなり塩辛いから、食べる時は水洗いして少々水に浸してからがいい。

これに、市販のお気に入りのキムチを加えると、私が常備する発酵食たち、となる。

これらのグッズ、どれも小学生でも使えて、しかも一生毎日飽きることなく味わえる品々を生み出す。

なんともありがたいではないか!

タイトルとURLをコピーしました