「津田」のある駅名

思い出話

まさか、今から述べるような大ボケをやらかした人は、私以外にいないと思うが、ひょっとしたらお仲間がいるかなというかすかな期待を込めて、失敗談を記しておく。

私は東横線の大倉山駅の近辺に住んで、もう30年近くになる。落ち着いた住宅街であり、横浜駅(東横線で10分ほど)や新横浜駅(徒歩でも25分ほど)も近くて、買い物などもとても便利で助かっている。菊名からの横浜線、武蔵小杉からの南武線もよく使う。横浜駅に出てしまえば、鎌倉などもすぐだし、なんといっても西日本に遠出するには新横浜から新幹線が使えるので、ありがたい。

そんなわけで、自宅近辺の地理や交通にはそれなりに詳しいはずなのだが、10年ほど前に、降りる駅を間違えて、大事な集会に行きそびれてしまったことがあるのだ。自分が講演する機会だったらと思うと、青ざめてしまうのだが、その時は聴衆として参加する予定の集会だった。

ここまで書けばもう推察してもらえると思うけれど、千葉県の津田沼駅(総武線)下車で向かう会場だったのに、勘違いして、横浜線の長津田駅に向かってしまい、駅を降りてから、チラシにある会場までの地図をみて、「あれ、道の様子が全然違うんだけれど……」と不安な気持ちで改めてその地図をよく見ると「津田沼駅」と書いてある。時すでに遅し。どんなにがんばって現地に向かっても、今からでは1時間以上の遅刻は避けられない。自分のアホさ加減にあきれてしまって、その辺をしばらくぶらぶらして自宅に戻った。

南武線の津田山駅や横浜線の長津田駅を通るたびに、その駅名に目が行くことがあれば、この苦い経験を思い出すことになるのだった。

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