この土曜日曜は気温・大気の激変にみまわれ、慌てふためいた方も多いだろう。
土曜日は昼過ぎに、家から歩きと電車で30分ほどのところにある会場に赴き、ある集会(リニア中央新幹線問題)に参加した。屋外が非常に暑かったから、室内で冷房を効かせるのはいいものの、その温度が低すぎて寒い。あまりに寒いので、「冷風が吹きかかる真下にいるからかな」と思い、別の席に移ったものの、それでも寒い。寒いと、登壇者ら(あわせて数名)の話になかなか集中できない。ありがたいことに3名の登壇者の方々が、私の名前を挙げて振動・低周波音の調査のことに言及してくださっていたのに、終わってから挨拶もそこそこに会場を出てしまった。
出た途端、「ウワッ、蒸しているな」と思う間もなくポツポツときたので、近くに古書店があることを思い出してそこに駆け込んだ。すると雷が轟き、しばらくの間、非常に激しい雨が降り続いた。会場から出た時もまだ肌寒く感じていたので、もし直後に雨でずぶ濡れになっていたら……と思うと、ちょっと怖い気がした。
次の日の日曜日の猛烈な暑さは、ニュースで何度も報道された。確かにサウナの中にいるような、太陽光がチリチリと肌に刺さるような、異常な感じがした。買い物などで40分ほど外を歩いただけなのに汗が吹き出し、ご覧のとおり、着ていたポロシャツの背中に「塩」がたまってしまった。
この先2ヶ月ほどはこうした猛暑が続くのかと思うと、気が滅入る。
PS ヒトの体液の塩分濃度と「塩味の旨さ」に興味のある方は、以下のラジオ番組をどうぞ。
味噌汁、ラーメンの「塩分」はどれくらい? 「塩のリビングサイエンス」かつしかFM(2018年7月12日放送)