「最期」の曲で語るクラシック音楽(史)

音楽

もし自分が音楽の本を1冊だけ書くとしたら、どんな本を書きたいか。深く愛好する幾人かの作曲家を扱った評伝的なエッセイか。
(でも海外で出版されたものや若い日本の研究者が著したもので良い本が次々と出ているので、よほど独特の視角からその作曲家を扱わないと、出す意味がない。)

素人としてどんな情報収集・分析をして音楽を深く楽めるようにしているか。
(今では手に入らなくなった事典や楽理書、音楽評論、伝記……など、ネットの情報とあわせて、どう活用しているか、は書く価値がありそうだけれど、素人でももっと上手な人はいくらでもいそうな感じがする。)

……と、いろいろ考えていて、一つやってみると面白そうなものを見つけた。

日本人を含めた著名な作曲家を100人ほど選び、それぞれの生涯で最後に遺した作品を取り上げ、命尽きる直前の時期の作曲家の姿や思い至った想念を振り返り、その作品を味わい直してみる、という本だ。その作曲家は「死」をどうとらえていたか、にどうしても立ち入ることになるので、作品とその創作経緯からみた、「死」の意味の探求、という趣を持つ本になるだろう。

もちろん、今は勝手なアイデアがあるだけで、執筆計画も何もない。でももしこんな本があればぜひ読んでみたいとは思うし、100人のリストを作って、簡単なメモを書き加えていくだけでも面白そう。次回の「クラシック懇話会」で提案してみようかな……。

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