音楽

書物

カステルヌオーヴォ=テデスコを聴く

新譜として出た、カステルヌオーヴォ=テデスコの弦楽四重奏曲(全3曲)を聴いて、心がなごんだ。素朴でおだやかで、田舎の雑木林や田園のなかを自転車をこぎながら風に吹かれているような爽やかさがある。多くの人がそうであると思われるが、私もまた「ギタ...
音楽

クラ懇、出版記念パーティ

年に3回か4回クラシック音楽好きの仲間が市民研の事務所に集って、毎回テーマを決めて、それぞれが持参したCDやDVDを再生して、語り合う―そんな楽しい集いを「クラ懇」と称して、もう6年も続けている。コロナ禍の時期は1回しか開けなかったが、先日...
音楽

指揮者なしで第9

先ほど観終わって、大いに感激したNHKの番組を巡って。 ご覧になった方も多いと思いますが、「指揮者なしのオーケストラ 第9に挑む!」です。 TV画面での視聴という制約はあるものの、私がこれまで聴いた第9の最高の演奏、といえるものでした。 思...
音楽

三善晃没後10年の追悼コンサート

11月とは思えない強い日差しが照りつけるなか、4日(土)に南武線谷保駅から線路沿いに歩いて約10分のところにある国立市民芸術小ホールに赴きました。 このホールは保谷第四公園、国立市役所とひと連なりになっていて、コンサートの後は公園でくつろぐ...
音楽

「邦楽最前線」を聴いて

昨日会場に足を運んだ公演「邦楽最前線」が大変素晴らしかったので、その感想を記したいと思います。 私が邦楽にふれたのは、いわゆるクラシック音楽の分野の「現代音楽」の中に、邦楽器を使った曲があったりしたことや、作曲家の三木稔の作品がTVで演奏さ...
音楽

好きな女性演奏家をとおして語る20世紀末日のCDガイド

20世紀最後の日に、今年聞いて印象に残ったCDを皆さんに紹介したいと思います。それらをずらりと並べてみたところ、女性の演奏家や音楽家のものがかなりたくさんありました。そこで私が好きになった、注目している女性のミュージシャンたちを中心に、とり...