省察

間違いを「隠す」学者

私がもっとも嫌いなことの一つは、学者であるにもかかわらず自分の非(専門家としての判断の間違い)が明らかになった場合に、そのことを自分自身で公表することもなく、まるでそんなことなどなかったかのように、これまで通り「先生」「先生」と崇められる環...
省察

10秒,60秒,360秒の法則

私が勝手に自分で「これは一種の法則だ」と思っていることの一つに、「10秒,60秒,360秒の法則」というのがある。 ある対象に出会って、「これは自分にとって意味がある、重要だ、美しい、……」と、その価値を判断するまでにかかる時間を考えてみる...
NPO

新しく始める「相談窓口」

本日から市民科学研究室で、新しい相談窓口を開設することにした。市民科学研究室には、大雑把に平均して言うと、年に20件から30件くらいまったく知らない人から相談が来る。多くは電磁波、化学物質、食品などのリスクについて、時にはご自身の身体の不具...
生活

階段を降りるハト

動物の思いがけない動作を目にして心がときめく、ということがある。 単に「可愛い」「面白い」「珍しい」というだけでなく、「なぜこんな行動をとるのだろう」と思案し始めると、さまざまな疑問が尽きることなく湧き上がってきて、しばらくは他のことが考え...
書物

カステルヌオーヴォ=テデスコを聴く

新譜として出た、カステルヌオーヴォ=テデスコの弦楽四重奏曲(全3曲)を聴いて、心がなごんだ。素朴でおだやかで、田舎の雑木林や田園のなかを自転車をこぎながら風に吹かれているような爽やかさがある。多くの人がそうであると思われるが、私もまた「ギタ...
NPO

ホームページ作りの難しさ

市民研のような小規模NPO、いわば自前の市民活動をしている団体(団体登録者数が500名以下くらとみていいだろうか)にとって、最も悩ましい問題のひとつは、ウェブサイト(ホームページ)をどう魅力的で使ってもらいやすいものにするか、ではないだろう...

角川武蔵野ミュージアム

5月ももう終わろうという日に、所沢市にある角川武蔵野ミュージアムを訪れた。 私と私の連れ合いはともに誕生日が4月なので、一緒に住むようになってからは、誕生記念のお祝いを、ある一日に決めて一緒に行うことにしてきた。今年はどういうわけだかなかな...
防災

初めて見た吸水土嚢袋

私が住むマンションでの防災訓練があった。毎年1回の、マンション管理組合による総会にあわせての行事だ。今年は洪水対策として「土嚢」でどう備えるか、各戸でヘルメットをどう備えておくか、が実例で示された。 ヘルメットについては、「折りたたみ式もあ...
書物

『神奈川大学評論』のこと

今日、『神奈川大学評論』という雑誌の最新号が届いた(通巻105号、年に3回発行)。 私は先だってこの雑誌の定期購読を決め、年間購読料2800円を支払ったのだが、なんと編集部から「著者には1年分は無償でお送りします」との連絡をいただいた。なの...
環境

漢方薬のためにロバが殺されている

市民研では月に1回「科学時事・科学論文を読む」という集まりをオンラインで毎月の最終月曜日に開いている。私の方で毎日1本ネットから拾った興味深い記事・論文を「市民研サーチライト」というページにまとめているものから、参加者には「今月の記事・論文...