時事問題

リニア中央新幹線と大阪万博

日本人の一人として、劣化した日本の姿の数々をみて、それをいくらかでも改善するための行動を自分からは何もしないのに、その姿をあげつらう、ということはしたくないのだが、その行く末を想像するだけで、やはりどうしても冷ややかに、半ば絶望的な無力感を...
生活

正月休みに本を整理した

1年に1度、かなり大がかりに、増えてしまった本の整理を行っている。量を減らすための処分そのものは随時行っているのだが、どこに何の本があるのかがすぐさまわかるように、本棚や段ボールにうまく押し込んで、取り出しやすいように並べる―この作業は、本...
省察

「缶詰」を知らない自分に驚く

正月の休みの楽しみの一つは、好物の"ぜんざい“をいただくことだ。好物なのだが、なぜか正月にしか食べない。甘みをきかせた茹で小豆の缶を開けて、小鍋に入れて水を加えて火にかけて、そこに焼いたお餅をいれるだけ。「小豆ってほんとにうまいよな~」と毎...
省察

記憶のメカニズムの不思議

記憶という生物に備わった機能は、生物が生きることの根幹をなしている。誰しもが「覚えている/覚えていない」「忘れる/忘れない」「思い出せる/思い出せない」……という記憶のインプットとアウトプットを、意識的にしろ無意識的にしろ、際限なく連続的に...
省察

地図のない旅

地図のない旅は不安な旅であろう。だが、驚きと発見のいや増す旅であるかもしれない。地図をたどる旅も、むろん地図から読み取れる以上のものをこの目で見出しこの身体で感じ取ることになるわけで、何も驚きや発見が損なわれているわけではない。だが、地図の...
省察

あと、10日、100日、1000日、10000日の命

人は自分の死をどこまで意識して、自分の生を自分で律することができるものなのだろう? 一種の思考実験として、私は時々、「あと〇〇日の寿命だと宣告された場合に、(今の)自分はどうするだろうか」と想像してみることがある。 あと10日。これはもうパ...
省察

三善晃の「反戦三部作」

ある特定の曲や演奏を毎年決まった時期に必ず聞くという習慣のある人は、きっと多いだろう。私の場合は、次の2つになる。 クリスマスの時期には、バッハのミサ曲ロ短調をまず聴き、その後に、クリスマスにちなんだお気に入りの声楽のディスク―ジャズやポッ...

3月に仕込んだ味噌が出来上がった!

今年の3月3日に10数名の方々と一緒に作って仕込んだ味噌、 この夏はとても暑かったせいか、もう十分すぎる、と言えるくらいに黒々と色づいて、仕上がった。市民研事務所の流しの下の収納スペースにずっと置いていたものだ。これで1年分の味噌が確保でき...
書物

『鉄腕ガール』が面白かった

久しぶりに長編漫画の一気読みをしてしまった。 『鉄腕ガール』(高橋ツトム、講談社漫画文庫、全5巻)である。 市民研の古本市に(どれでも1冊100円で)出品されていた漫画だったが、「野球漫画か……」とあまり食指が動かされないままに、最初のペー...
本の話

「誤訳」を徹底的に撃つ本

あなたは有名な文学作品やベストセラーになった作品の日本語訳が、とうてい見過ごし難いレベルの誤訳に満ちているのに、それが世の中に流通してしまっている―という例をいくつ知っているだろうか? 私は原書でなんとか読める(読み切れる)のは英語のみであ...