気づきにくいメガネの汚れ

生活

汚れやすいところ、というのは、言い換えれば、ゴミやホコリが溜まりやすいところか、掃除や手入れの行き届かないところ、ということになる。家具の裏側や隙間にびっしりとホコリが溜まっているのはよくあることだが、じつは身体にほぼ密着させている物で、汚れが溜まっているのに気づきにくい箇所が一つある、と私は思っている。

眼鏡のレンズが曇ってくれば、(マイクロファイバーなどの)メガネ拭きなどで拭くというのは誰も行っているだろう。でも、フレームを含めてメガネ全体を洗浄するとなると、メガネ使用者はどれくらいに頻度でそれを行っているものなのだろうか。

じつは、ササッと水でその洗浄をしたとしても汚れがこびりついたままになっているのが、眼鏡の鼻当てを支えているアームやネジ止め部分だ。私は以前、この部分のネジが取れてしまってそれを付けようとした際に、ネジ自体やネジ穴がとても小さいものだから、虫眼鏡を使って作業をしたのだが、その部分の汚れがひどいことをまのあたりにして、びっくりしたことがある。爪楊枝を使ってこすり出せば、出るわ出るわ……。

というわけで、以来、毎日顔を洗う際に、その鼻当ての部分全体に液体の洗剤を1,2滴かけて、使い終わった歯ブラシを用いて、軽くゴシゴシと洗うようにしている。よけいな汚れを入れないようにして目を守るという点でも、少しは意味があるかもしれない、と思っている。

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