映画 『越後奥三面―山に生かされた日々』を観て 「ダムに沈んだ村」が日本全国にいくつあるのか、私は知らない。そのような情報がどこかにまとめられているのかどうかもわからない(ネットで調べた限り、そのようなものはなかった)。 ダムのために村が消えることになっても、それはそれでしかたがないし、... 2024.06.16 映画
省察 落ち着きのない世界 デジタル機器のために、世界がどんどん落ち着かなくなってきているのではないか―私はそう感じることが多い。その感覚からどうやって逃れることができるか、どうやって落ち着きを取り戻せるか、に悩んでいる、とも言える。 私が携帯電話・スマホを持たないで... 2024.06.15 省察
省察 満員電車に乗れない人 日本人の大人のほぼすべての人が経験したことがあって、その酷さに嫌気がさすものの、「誰もが我慢しているのだから……」と我慢して、あえて文句を言わない―そんな事象の典型的なものの一つが通勤ラッシュ時の満員電車であろう。平日の毎晩毎夕1時間ほども... 2024.06.14 省察
科学 紅麹サプリ事件に思うこと 6月9日夜に放送されたNHKスペシャル「追跡・“紅麹サプリ”健康志向の死角に迫る」を観た方は多いだろう。 でもどうだろう、この紅麹サプリ事件を受けて、「もうサプリは控えるようにしよう」という人もいるだろうけれど、「この事件は特殊で、今飲んで... 2024.06.13 科学
グッズ 発酵食グッズ3点 自分で選んだ好きな食材を簡単に楽しく料理して、美味しくいただく―これはどんな点から考えても、人生の幸せの創造に直結する、もっとも基本的な、しかも誰にでもできる行為だと思う。 まあ、そんな大げさな言い方をしなくても、自分の家計と健康をうまく管... 2024.06.13 グッズ
文学 福永武彦・訳の『古事記』 『古事記』は言うまでもなく日本最古の書物だが、それを読み通した人はどれくらいいるのだろう?最初から原文で読み通した人は、まずいないと思われるから、何らかの現代語訳の本から入ることになるはずだ。古代史や神話に特別な興味がなければ、たとえ重要な... 2024.06.11 文学
まち歩き まち歩きの魅力と可能性 市民科学研究室の活動で、今後よりいっそう重視していくことになるものの一つは、「まち歩き」ではなかろうか。 文京区に事務所を構えたのは2003年からで、最初は本郷に7年、次に千駄木に7年、そして2017年からは今の湯島に、と移ってきた。観光ガ... 2024.06.10 まち歩き
美術 2つの美術展:ゴヤとブランクーシ 先月と今月、なんとしても行ってみたいと思わせられる、美術展のお知らせを偶然続けて目にすることになり、嬉しかった。 一つは、もう会期は終了したが、ゴヤの連作版画「戦争の惨禍」の連作全点と連作外の2点を合わせた計82点を一挙に披露した―日本では... 2024.06.09 美術
サイト 「子ども裁判(ティーン・コート)」のこと 未成年の犯罪を裁くのに、未成年の裁判官、弁護士、検察官、陪審員らだけで構成される「子ども裁判」(ティーン・コート)で裁いてみてはどうだろう。 何を馬鹿なことを言っているのか、と思う人がいるかも知れないが、世界にはこれを本当に実施している国が... 2024.06.08 サイト
サイト 「安い卵」はもう食べない 私は今まで2度、養鶏場を見る機会があった。鶏たちが見るも無惨な過酷きわなりない所に押し込められていることが、詳しい説明を聞くまでもなく、身体に響くように伝わってきて、息苦しくなるのを抑えることができなかった。なのに、スーパーなどで売っている... 2024.06.07 サイト