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東京タワーの電波計測の思い出

東京タワーは、市民科学研究室での調査で明確なオリジナルの結果を出すことのできた調査対象として、非常に思い出深い存在です。 半年間をかけて、半径2キロ内の約400箇所で電波の強度を克明に測って、その分布と特性を明らかにした、というものでした。...
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離れていく人

会員を募ってその方々に会費をいただきながら成り立っているどんな組織でも、会員の入れ替わりがあるのは当然のことであろう。 新しく入会する人は、当然のことながら、何らかの期待をもって入会することになるから、会の活動がその期待に沿わないものであっ...
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エコタンク型インクジェットプリンターのこと

印刷機の話には続きがある。 市民科学研究室の事務所には、業務用のコピー機―よく会社のオフィスやコンビニエンスストアなどに置いている機器―は置いていない。モノクロでA4までの大きさでしかも枚数が50枚以上を印刷するとなると、リソグラフを使って...
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リソグラフのこと

市民研の事務所は、2003年から本郷、2010年から千駄木、2017年から湯島、と文京区内で移り変わってきた。事務所の敷地面積も少しずつ大きくなり、湯島の今の事務所はちょうど50平米だ。(事務所の場所の変遷については次の資料を参照「ひと目で...
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点訳・音訳の世界にふれる

この9月に北九州市立点字図書館が主管となって開催する第38回九州視覚障害者情報提供施設大会(北九州大会)で講演する(9月12日)。九州各県で活動する点訳・音訳のボランティアの方々と施設職員が一堂に会して、研修と交流を深める機会に、立ち会わせ...
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『日経サイエンス』破損事件

長年購読してきた雑誌に、それの郵送に際して何かトラブルが起こるなど、想像したこともなかったが、先日、その「破損」事故が起こった。 市民科学研究室の郵便受けの受け口は、A4 の大きさの書類や雑誌であればそれを収めた封筒なら横長のサイズがギリギ...
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困った人たちからの寄贈本

世の中には、何らかの「自説」―学問的価値も世間への啓発的な効果も到底ありえないだろうと思える珍妙な説―を見知らぬ他人に聞いてほしくてしかたがない、と思える人、こちらから見れば「自己執着心・自己顕示欲」が過度に強いとしか思えない人が、一定数い...
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子どもを支える、地域の居場所

地域の人々が気軽に集って、初めて出会う人とも安心して話ができる―考えてみればそんな場所は、もう意識して作らない限り、少なくとも都会には見いだせなくなってしまったのかもしれない。大人はまだしも、自分の意思で「地域」以外に付き合いの幅を広げてい...
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新しく始める「相談窓口」

本日から市民科学研究室で、新しい相談窓口を開設することにした。市民科学研究室には、大雑把に平均して言うと、年に20件から30件くらいまったく知らない人から相談が来る。多くは電磁波、化学物質、食品などのリスクについて、時にはご自身の身体の不具...
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ホームページ作りの難しさ

市民研のような小規模NPO、いわば自前の市民活動をしている団体(団体登録者数が500名以下くらとみていいだろうか)にとって、最も悩ましい問題のひとつは、ウェブサイト(ホームページ)をどう魅力的で使ってもらいやすいものにするか、ではないだろう...